広実香織お菓子教室

アルザスのクリスマスの様子
アルザスの クリスマス市


早いもので今年も残すところ2ヶ月足らず。
街でもちらほらクリスマス商品を見かけるようになりましたね。

ドイツ国境に近い、フランス・アルザス地方でも11月の終わりからクリスマス市が開かれます。
ドイツでは恒例のこのクリスマス市も、フランスでは何度もドイツ領とフランス領になった歴史を持つ
このアルザス地方でしか見ることができません。

では一足早く、アルザスのクリスマスにご案内します。

アルザスのクリスマスイメージ


ストラスブール
アルザス地方で最も大きな都市ストラスブール。
クリスマス市も毎日開かれています。
地元でも大人気のお菓子屋さんも合わせてご紹介します。

クリスマス市には美味しいものいっぱい。
食いしん坊としてはやはり気になって素通りはできず、どの店でもちょっと買っては食べ歩き。
終わる頃にはお腹がいっぱいになってしまいます。
ストラスブールのクリスマスイメージ ストラスブールのクリスマスイメージ ストラスブールのクリスマスイメージ
はちみつ屋さん。はちみつだけ
でなく、はちみつ入りケーキや
蜜蝋で作ったキャンドルも
売っていました。
プレッツェル屋さん。こんなに
美味しいプレッツェルは初めて食べました。

生地のコシと塩味がたまりません。
アルザスお気に入りベスト3に入ります。
アルザスといえばクグロフ。
小さなものから巨大なものまで
無造作にごろごろと並べられて
いるところがいいですね。
ベスト3のもうひとつは写真がなくて残念なのですが、スパイス入りホットワイン、ヴァン・ショー。
美味しいものに目を奪われていても足元の石畳から深々と冷え込んできます。
そんな時に飲む熱いヴァン・ショーはもう最高です!



ストラスブールのクリスマスイメージ ストラスブールのクリスマスイメージ ストラスブールのクリスマスイメージ
この時期アルザスの街はノエル一色。
普通の家なのかお店なのか、それさえわからないほど
街をあげてデコレーション。
クグロフ型の看板のお店に入れば、お菓子・パン・お惣菜など、アルザスの美味しいものに必ず出会えます。


◇ストラスブールのお菓子屋さん◇

・Jean-Claude ZIEGLER・
23.Avenue de la Foret Noire
ストラスブールのお菓子屋さん
中心部から少し離れていますが、
トラムに乗ればすぐ。種類がとても豊富。
ケーキは見た目も洗練されているし、
とても丁寧に作られているな、
と感じれる味でした。

ストラスブールのお菓子屋さん

サロン・ド・テでは食事を
することもできます。
ランチに食べたポテトグラタン
とても美味しかったです。
ストラスブールのお菓子屋さん

サントノーレとモンブラン。
焼き菓子も食べてみた
かったですが・・・さすがに
もうお腹い〜っぱい。残念。
・Thierry MULHAUPT・
18.Rue du Vieux Marche aux Poissons
・Epice et Chocolat・
5. Rue du Temple Neuf
ストラスブールのお菓子屋さん
どちらもMr.ThierryMulhauptのお店。
2軒ともストラスブールではひときわモダンな
インテリア。中に入るとここはパリだった?
と錯覚してしまうようなお店ですが、

でもきちんと伝統の味も忘れていないのです。




ストラスブールのお菓子屋さん
ディスプレーはあくまでシンプルに美しく。
クグロフもお行儀よくすまし顔
で並んでいました。
ストラスブールのお菓子屋さん
モダン且つ繊細。アルザスのお菓子のレベルは相当なものだ、と実感したお店です。

ここのクグロフは表面に
グラニュー糖がまぶして
ありました。
・Naegel・
9.Rue des Orfevres
ストラスブールのお菓子屋さん
行ったお菓子屋さんはこの3軒でしたが
どのお店も独自のスタイルがあってとても
面白かったです。
でも共通して言えることは、アルザスの味を
大事に伝えていること。
きっとそれまでの歴史がそうさせるのでしょうが、
人々の郷土への愛着、意識の高さを感じさせられました

ドイツとフランスが混じり合った、行った中では
最もアルザスらしいお菓子屋さんです。
店内にはキッシュやパテなどアルザスのお惣菜も
ぎっしり並んでいて、たくさんの人で
込み合っていました。



コルマール
ストラスブールに比べるとこぢんまりとした街。
街も可愛いしすべてが凝縮された感じなので、こちらの方でも
クリスマス市と言えばコルマールへ、というほうが多いと聞きました。

コルマールのクリスマスのイメージ
建物もドイツの風合いのコルマール。
街には運河が通っています。
夏ならボートに揺られて街巡りも
いいでしょうね。
コルマールのクリスマスのイメージ
ここでも街中イルミネーション。
ほとんどの建物に電飾が付けられて
いました。
コルマールのクリスマスのイメージ
コルマールにもたくさんのお菓子屋さん
があります。これはコルマールで2軒の
お店を持つ「HELMSTETTER」
アルザスのお菓子屋さんには
チョコレートと
木の実で作ったツリーのお菓子が
必ずありました。


◇アルザス名物◇

アルザス名物
なんと言っても一番美味しかった!「タルト・フランベ」!
薄い薄いピザのような生地の上に玉ねぎとベーコン、
クリームチーズのソースがのってます。
直径30センチはあったのですが、見た瞬間の
「食べきれるかしら?」は要らぬ心配でした。
あまりの美味しさに今や教室のメニューに仲間入り。
アルザスビールと合わせて、超おすすめランチです!

アルザス名物 アルザス名物 アルザス名物
コルマールでとても人気のお店「Chez HANSI」で食べた
シュークルート(左)とコック・オ・リースリング(右)。
どちらもとても一人前とは思えないボリュームにびっくり。
でもソーセージやベーコン、鶏肉などがとても美味しく、
‘お母さんの味’を思わせるやさしいものでした。
アルザスはなんと言っても白ワイン。
細長い形の瓶が特徴です。
ラベルにはぶどうの品種が書かれ
ています。アルザスにも甘い
デザートワインがあるのを初めて
知りました。



◆ニーダーモルシュ村◆
コルマールから車で30分ほどの小さな小さな村。
でもここにはあの赤に白の水玉がすっかり有名になったジャムを作っている
Christine Ferberさんのお店「Ferber」があるのです。

ニーダーモルシュ村
ニーダーモルシュ村は箱庭に作られたような可愛い村。
行く途中に虹が架かっていました。(見えないですか?)


ニーダーモルシュ村 ニーダーモルシュ村
Ferberさんはジャムですっかり有名になって
しまったけれど、れっきとしたお菓子職人さんです。写真がなくて残念ですが、「ベラヴェッカ」と言う、ドライフルーツをふんだんに使って
焼いたフルーツケーキがとても美味しかったです。この地方ではクリスマス時期、それとデザートワインを毎日少しずつ頂くそうです。
ジャムと言うよりコンポートと言った
ほうがいいような美味しさ。ジャムが
こんなに美味しいと思ったのは初めてです。一番のお気に入りは「Quetsches」という
アルザスのプラムのジャム。
パリのボンマルシェ食品館などでも買えるので、見かけたら是非買ってみてください。
パリで見かけるジャムがこんなに
小さな村の一軒のお菓子屋さんで
作られていると知っただけでも感激です。
でもだからこそ変わらぬ美味しさを
持続できるのですね。



◆クリスマス市で買ったいろいろ◆

クリスマス市で買ったもの達 クリスマス市で買ったもの達 クリスマス市で買ったもの達
金属で精巧に作られたものやテラコッタの素朴なオーナメント。
どこに掛けようかと考えるだけで楽しいです。
マッチ箱の中にサンタさんや
聖歌隊が・・・
ものすご〜く可愛いです。

クリスマス市で買ったもの達 クリスマス市で買ったもの達
大きいもので直径8センチぐらい
のミニクグロフ型。
新年のケーキ「ガレット・デ・ロワ」
の中に入れるフェーヴ。キラキラ
としたちょっと豪華な王冠シリーズ。


お菓子好きはもちろんのこと、暖かい人々のクリスマスに浸りたい方にも是非おすすめのアルザス。
詳しい情報はこちらでも見れます。
またワインの試飲や小さな村探訪などご希望の方は日本語ガイド付きのツアーも出ています。
こちらからどうぞ。

広実香織お菓子教室